■フォルシーニア姫の場合【投票後本編】
「……何かして欲しい事はありますか? 私、何でもしてあげるから……何でも言って下さいね?」
俺はきっとみっともない顔をしていることだろう。憧れのフォル様にこんなことを言われて、すっかり頭はのぼせ上がっていたからだ。
俺の顔がよほどおかしいのか、フォル様は桜色に染めた頬をやんわりと緩めている。俺は意識して顔を引き締めながら、フォル様を抱き寄せた。
「俺、フォル様を思い切り乱れさせたい……フォル様に気持ち良くなって欲しいです」
「まぁ……いつの間にそんな、いけない人になってしまったの?」
「す、すいません。でも、俺、フォル様のこと……凄く、その……尊敬しているから。どうしても興奮してしまうんです」
「ふふッ。そう言って頂けるのは嬉しいですけど……あなたの立派な体で強くされたら、私、壊れてしまうかもしれませんわ。強くしすぎないでね?」
フォル様のおっとりとした笑顔は、その美貌を際立たせる。ほっそりとした指を口元に当てて微笑むフォル様は、その佇まいだけでもひどくエロティックだ。
俺は、胸に手を当てて緊張感を押さえ込みながら、フォル様の顔に自らの顔を近づけ、軽く口付けした。
じっくりと水を含んだ果実を口に含んだような感触の後、切ない吐息が俺の口内に流れ込んでくる。俺は名残惜しさを感じながら唇を離し、そのままフォル様に仰向けに寝転がって貰った。
上から覆い被さる形になった俺は、しばしフォル様と真正面から見詰め合う形になった。
さらりとした純白のシーツの上に、フォル様のウェーブのかかったブロンドへアが、ばさりと広がっている。
フォル様の細く透き通った瞳、長いまつげ、赤らんだ頬、そして、艶々とした桃色の唇が、薄暗い部屋でもなお映えている。
フォル様のたっぷりとした尻が、シーツの上でたわんでいる。フォル様のみずみずしく張りのある双乳が、ふっくらと膨らんでいる。
フォル様の可憐な乳首は綺麗なピンク色で、どんな格好でも少しも形のよさを失わないバストの頂点でツンと立ち上がっている。
そして、俺のすぐ目の前には、フォル様の純白の太腿と艶やかな割れ目が、すぼまりが、かすかに息づいている……俺は、ごくりと唾を飲み込んだ。
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